内容(「BOOK」データベースより) 悠里は美人だけれど気の強い、いわゆるイマドキの女子高校生。ある日の放課後、校門前で待ち伏せていた他校の見知らぬ男子高校生から「葬式に来てくれ」と頼まれる。「広瀬天也ってやつがいて。そいつ、きみのこと、すごく好きだったから」と。天也って誰?勝手に好きだったって言われても―。なんだか気味が悪かったが、悠里は成りゆきで、いやいやながらも葬式に参列する。しかしそれ以来、悠里のまわりで、不可思議なことが次々と起こりはじめた。これって天也の崇り?それとも…。ピュアでせつないラブ・ストーリー。 たしか紀伊国屋書店でおすすめメッセージがついててチェックしたかと。 絶賛されてたものの、内容説明読んで「よくある話じゃねえの??」とあまり期待せずフラットな気持で読みました。 内容は上にすごい詳しく書いてあるんで省略〜。 この主人公の悠里って子の第一印象は最悪です。土下座する男子高生の手を踏むわ金銭要求するわ。「気の強い」とかいうレベル超えてるだろ!と、かーなーり引きました。 なんだかんだ言いつつ葬式に参列して以来、悠里に無言電話が頻繁にかかってきたり、気持ち悪い視線を感じるようになったりするんですが、そのあたりは結構リアルに嫌でした。どこがピュアでせつないんだ!ただ怖ぇよ!!とひたすら我慢の読書…… で、途中で起きるアクシデントを境に、すでに故人である天也との触れ合いが始まります。 まあここからの展開は推して知るべしというか、そんな感じです(←どんな感じだ)。 全然知らなかった天也の思い出話を聞いたり、ふたりでいろんなこと語り合ったり。悠里が単に嫌なやつではなく、いろいろトラウマや哀しいことを抱えていることも次第にわかってきます。徐々に仲良くなる二人だけど、終わりから始まった恋はどう発展することもできず…… 幽霊と人間の恋って今までにも結構描かれてきましたよね。映画でも小説でも。どうにもこうにも悲しい話にしかならないってわかってるのに、それでも人気あるのは、ハッピーエンドを求める気持ち以外にこういう切ない話にも需要があるってことでしょうねー。 なんだかんだいいつつ、わたしもかなりの数読んでるしなぁ。 この話で泣くにはちょっと成長しすぎている、もしくはひねているわたしなので、泣けはしませんでしたが普通にいい話でした。 赤川次郎さんの「ふたり」とか、あとなんだか度忘れしたけどマンガのとある名作(思い出したら書きます)とか好きな人にはおすすめ。 ヴィレッジブックス系は以前痛い思いをしたので、ちょっと慎重になってましたがまた開拓してみようと思います。 夏空に、きみと見た夢 (ヴィレッジブックスedge)
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