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help リーダーに追加 RSS 「先生と僕」 坂木司

<<   作成日時 : 2008/03/27 12:17   >>

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先生と僕先生と僕
坂木 司

双葉社 2007-12
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内容説明
都会の猫は、推理好き。そして田舎のネズミは…? あなたのまわりのちょっとした事件、家庭教師の先生とボクが解決します! こわがりな大学生とミステリ大好きの中学生がさまざまな謎に挑むライトミステリ。

なぜかエンジンのかかりが悪く、はじめのほうでひっかかってたんですが、それを超えたらするすると読めました。相変わらずうまい!です。

公園でスカウトされ、家庭教師をすることになった大学生の双葉と、その生徒であり容姿端麗頭脳明晰…でも思考回路にちょっぴり危険なところあり、な隼人のコンビです。ライトミステリという説明のとおり、殺人とか強盗なんかの凶悪犯罪は扱われてはいません。どれも軽犯罪の範疇です。

…しかし軽犯罪、って言葉に安心してはいけません。よく考えたらぞっとするとか、気づきたくない、だけれどそれが真実であることとか……作中で双葉が「見慣れた穏やかな町の中から、僕の知らないもう一つの町が姿を表す」(P35)って思ってるところがありますが、それと同じ感覚をわたしも抱きました。

どこかで犯罪が起きていることはわかってるけど、それが自分の身近であるとはおよそ思っていない、思いたくない気持ちがあるからあえて見ないようにしてるんでしょうか。
どっかのほほんとしてて、できればあたたかな世界だけを目にしたいし、そうでないものを見るととてもストレスを受けてしまうわたしですが、厳しい現実に直面したときでも恐れずに、冷静に、絶望せずにうまく折り合いをつけてかなきゃいけないんだろうな。

ひとがよくて怖がりな双葉はなんだか他人とは思えませんでした。人になめられやすいのも同じだし。東京に20年弱住んでたんですが、人柄を「素朴」とか形容されてましたからね(事実)。都会っぽい感覚って住んでるとか生まれたとか関係ない気が…じゃあなんなんだと言われたらわかりませんが。

あと超どうでもいい話ですが、眉間にしわを寄せてマンガ読んでる隼人の姿に、高校時代のわたしを見ました。それをいつの間にか激写されてて、卒業アルバムにばーんと載ったんだよな…ひっさびさに思いだした。ちなみにそのとき読んでたのは「あさきゆめみし」。光の君に憤りまくってました。あの頃は若かった…(遠い目)

話戻します。
一話一話きれいに完結してるし、これからもどんどん続けていけそうなのに、昨今の坂木さんの例から考えるとここで終わりなんでしょうね。ものたりない…けどそれでいいのかな。シリーズになんかトラウマがあったりするんですかね??
そのものたりない感は、中で紹介されてたミステリを読んで解消することにします。

最後にちらっと備忘録を。

先生と僕 … 本屋のギャル向け雑誌に貼ってある不審なふせんの意味は?
消えた歌声… 火事の出たカラオケ店から1組だけ行方知れずに。
逃げ水のいるプール…区民プールの機器チェックをしてる男が書き留めてる暗号の意味は?
額縁の裏 … ふらりと入ったギャラリーで出会った女性。彼女の目的は?
見えない盗品 … ネットで売買されてるとあるモノ。盗品らしいが監視した結果姿をつかめず…

先生と僕
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タイトル (本文) ブログ名/日時
「先生と僕」坂木司
先生と僕 坂木 司 JUGEMテーマ:読書 ...続きを見る
ナナメモ
2008/03/27 19:26
先生と僕
JUGEMテーマ:読書 大学生になった少し怖がり屋の僕は、ひょんなことからミステリー研究会に入る。同時に家庭教師のアルバイトを始めるが、その教え子は大のミステリー好きだった。身の回りで起きるちょっとした事件を二人で解決していくライトミステリー。双葉社HPより ...続きを見る
ぼちぼち
2008/03/27 19:44
「先生と僕」坂木司
先生と僕(2007/12)坂木 司商品詳細を見る 伊藤二葉、十八歳。人が殺される小説は読めない、極度のこわがり屋。大学に入学して最初に出来た友人&... ...続きを見る
しんちゃんの買い物帳
2008/03/28 22:16
先生と僕(坂木司)
・・・美味しい料理が出てこなーい! ...続きを見る
Bookworm
2008/04/22 14:21
『先生と僕』
 坂木司  双葉社  イチ押しの作家、坂木司の新刊。とは言いつつ、出たのは去年の暮れ。手元にあるのは二刷。くそっ。  ミステリ好きで「猫」みたいな美少年・隼人と、杞憂が服を着てあるいてるような大学生・二葉が、いつものように「日常の謎」を解く。でも、『ホテル・ジューシー』あたりから本当の犯罪がかかわってくるようになってるね。  それはそれとして、ちょっと雰囲気、変わってねぇか? 「逃げ水のいるプール」で、かなり不親切な描写にぶつかった。謎を解こうとしている彼らはある建物に入るのだが、それが何な... ...続きを見る
blog mr
2008/06/28 09:21

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
二葉、怖がりすぎです!
そんなに怖がりでよく20年近くも生きてこれたねって感心しました。
最近、私はよく眉間にしわ寄せて本を読んでいて、息子達に「ママ、何怒ってるの?」と心配そうに聞かれます。入り込みすぎ???
なな
2008/03/27 19:28
可愛らしい話でしたね。
といったものの、可愛らしいのは装丁とキャラクターだけで実際は結構危うさを含んだ話が多かったのでした。
二葉、私も怖がりすぎと思ってたけど、まみみさんはかなりの心配性?

そして、そうそう。じわじわ続けていっていつ終わりとかにしなくても大丈夫な雰囲気の物語ですのに。
また読みたいです〜。
ちきちき
2008/03/27 19:44
>ななさん

あの最悪の想像をしちゃうあたりはわたしも結構似ています。なんなんでしょうねぇあれ。自分でもやめたいんですが止まりません。

真剣に本読んでるときって眉間にしわよりますよね?というか、真剣に読んでるんだから細かいことつっこまないで欲しいです。無意識の行為だし〜〜。
まみみ
2008/03/28 01:08
>ちきちきさん

このかわいさに騙されちゃダメですよね。
はい、わたし実はかなり、いや相当心配症です。ついつい悪いことばっかり考えちゃって。これでいいこともありますが、疲れるのもまた事実で…なんとかしたいものです。

わたしも続編強く希望します^^
まみみ
2008/03/28 01:09
すかしたガキンチョが好きになれませんでした。心配性というよりも危ない精神病のように思えて。

眉間にMのしわが出てると、殺人犯になる兆候だと、最近読んだ本にありましたけど。だいじょうぶですよね(笑) ちなみにその本は、久坂部羊著「無痛」です。
しんちゃん
2008/03/28 22:26
おぉ、手厳しいコメントが。キャラが好きになれないといまいちだったりしますよね……

眉間にMのしわ!?な、ないと思うんですが、もう確認するのが怖いっ!(←小心者)「無痛」もおもしろそうですね。チェックしときます!
まみみ
2008/03/29 04:49
こんにちは。
二葉の果てしなく広がる妄・・・想像に、「そ、そこまで〜^^;;;」と思いつつ読みました。私も結構、怖がりだと思ってましたが(エレベーターに乗ると、ここで止まっちゃったり・・・って想像を^^;)、まだまだカワイイのかも、と思ったり。いや、変わらないかな(笑)
すずな
2008/04/22 14:29
いや、そこはずばんと「妄想」で(笑)
むかーしに読んだことのある、マガジンで連載されてたエッチな家庭教師の先生みたいな妄想力でした。あのパワーは他に振り向けるといいんじゃないかと思いますよね。
って作品と全然関係ないよな話になってますが^^;
麻巳美(まみみ)
2008/04/23 16:27

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