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help リーダーに追加 RSS 「月曜の朝、ぼくたちは」井伏洋介

<<   作成日時 : 2008/06/19 10:00   >>

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月曜の朝、ぼくたちは月曜の朝、ぼくたちは
井伏 洋介

幻冬舎 2008-03
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内容説明
大学で同じゼミの7人が、仲間のひとりが開店したレストランで、再会を果たした。30歳目前、誰もが人生に悩む季節。彼らは、仲間の死をきっかけに再びつながりあうが…。胸をしめつける青春小説。


うーむ。
これは典型的な「帯でやっちゃってる」お話でしたね。それ書いたらダメだろ!ってな。
ラスト50Pくらいの内容をなんで帯で暴露するかな〜〜。編集部(?)の意図がわからんですよ。

なのでこれから読む人は、事前情報を仕入れないで読むといいと思います。

内容は29歳になる、以前大学で同じゼミに所属していた7人による青春群像劇です。
職場で左遷(あるいは降格)されそうになってキュウキュウとしているものがいたり、理不尽な仕打ちをうけて大好きな職を失いそうになるものがいたり、ずっと「俺は起業家になるんだ!」と言い続けてフリーターを続けるものがいたり。そこに、大学時代にいやな形で別れてしまった恋人に対する未練が残っている二人がいたり……。

7人の様子がくるくると入れ替わり立ち替わり描かれるので、飽きることはありません。
キャラもたってるし、それぞれが直面する苦難もバラエティに富んでるし。おもしろく読めます。
…ただ、「それだけ」なんですよね。やっぱり7人も書くとそれぞれのエピソードを深くは描けないし、話の展開もどっかで見たような感じだし。文章もそんなにこなれてないし…ていうのはまあデビュー作だししかたないのかなあ。今度書くときは、もっとこう、井伏さんだけの味、みたいなものを前面に押し出してもらいたいなと思います。

ああ、話の展開が…って上で書きましたが、一部あまりありがちじゃない展開してます。
特に亀田の話とか。正樹の話とか。
学生時代の亡霊というか、幻影にとりつかれてる人がこれ読んだらかなり痛いかもしれないですね。よく考えたら。そのへんが「胸をしめつける云々」ってとこなのかも。

30歳前後っていろいろと惑う年齢だと思います。自分の体験も含めて。
だから、それ以上の年代の方には「そんなこともあった」と懐かしく、またそれ以下の年代の人は「いつかそんな日が」と思えるそんな作品かと。
そしてジャスト30歳前後の人たちは、痛く苦しくそしてあまやかな気持で読めるかもしれません。

月曜の朝、ぼくたちは
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